多くの20代の女性は、薄毛は自分には関係のない悩みだと思っていますよね。
でももし、自分の髪の抜ける量が増えてきた、または、既にたくさん抜けて薄くなった部分を見つけてしまったら、どうしたらいいのでしょう?
髪は女性にとって、見た目の美しさや自分の印象を決める大切なもの。それが失われるのですから、とても悲しくて、つらいことですよね。
もしかしたら、人に会いたくなくて、外出が嫌になってしまうかもしれません。
以前は薄毛といえば、男性の悩みというイメージがありましたが、最近では薄毛に悩む女性が増えてきています。
ここで注目したいのは、薄毛に悩んでいるのは大人世代の女性だけでなく、10代や20代といった若い世代の女性も多く含まれるということ。
20代女性といえば、通常なら髪の成長が止まる年代ではありません。
それなのに、なぜ薄毛や抜け毛に悩む人が増えているのでしょう?そして、もし薄毛になってしまったら、どうすれば治すことができるのでしょうか?
今回は、20代女性の薄毛と、その対策についてお話していきますね。
20代女性の薄毛は治るの?
結論から言うと、多くの場合、若い世代の女性の薄毛は治ります。
そのためにも、まずは原因に合った対策を選ぶことが大切。
もう一つ覚えておきたいのが、頭皮のターンオーバーは、肌と同じ約28日ということ。
正しいケアを始めても、1か月目は、まだ頭皮が生まれ変わって、次の髪を作るスタート地点に立ったばかりの状態なのです。
新しく作られた髪の毛が育ち、頭皮を覆うのに必要な長さが約3 cm ですから、髪の生え方が改善し始めるのには最低3か月が必要といえます。
頭皮のターンオーバーを考えて、効果を実感するためには、最低3か月はケアを続けることを忘れないようにしましょう。
参考:女もはげるって本当?女性の薄毛は治るの?女性薄毛改善した方法とは
20代女性でも薄毛になる理由とその対策
ストレス
現代女性はとっても多忙!
20代では、就職、結婚、転居など、環境が大きく変わるタイミングがたくさんありますよね。
初めての環境での慣れない仕事、大きなプレッシャー、学生の頃とはまた違った人間関係など、常に緊張している状態になりがちです。
そんな生活が続くと、自分では気づかないうちに、精神的なダメージを受けたり、自律神経のバランスが乱れてしまうもの。
ストレスや自律神経の乱れは、頭皮の環境悪化や、ヘアサイクルの乱れの大きな原因。放置すると、大量に髪が抜けてしまうこともあるんです。
健康的な髪を取り戻すためには、身も心もストレスをため込まないことが大切です。
ストレス解消法は、買い物、おしゃべり、趣味に没頭するなど、自分の好きな方法なら何でも良いのですが、おすすめは軽い運動。
ウォーキングやランニングといった軽い運動は、全身の血行を良くするだけでなく、精神的なストレスも軽減すると言われていますよ。
食生活の乱れ
栄養の偏った食事を続けると、髪の成長に必要な栄養素が不足し、髪が健やかに成長できなくなります。
特に髪に大切なのは、たんぱく質、ビタミン類(特にビタミンA、B、E)、亜鉛や鉄といったミネラル。
極端なダイエットや、偏った食生活では、この大切な栄養素が不足してしまいますから、肉、魚、卵、緑黄色野菜、貝類や大豆製品など、いろいろな食材をバランス良く取り入れることが大切です。
とはいえ、毎日たくさんの食材を取り入れるのは大変!
少なくとも、加工食品の頻度は減らす、お菓子は食べない、外食のときもバランスを気にして選ぶ、など、できるところから取り入れていきましょう。
どうしてもバランスをとるのが難しいときは、食事の補助として、サプリメントを取り入れるのも良いですね。
睡眠不足
また、毎日、しっかり眠れていますか?
慢性的な睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや、新陳代謝の乱れを引き起こす、抜け毛の原因のひとつ。
それに、睡眠不足そのものが体にとってストレスですから、毛細血管が収縮して頭皮の血行が悪くなり、毛根の栄養不足を引き起こします。
嗜好品
このほか、たばこやアルコールの習慣はありませんか?
タバコは血行不良の原因ですし、アルコールは分解する時に髪の育成に必要なアミノ酸を大量に消費してしまいます。
どちらも、髪の健康のためには避けたい嗜好品です。
頭皮への負担
20代女性といえば、ファッションやメイクにも敏感な世代。
髪に対しても、いろいろなヘアスタイルを試したり、頻繁にカラーやパーマを繰り返してはいませんか?
パーマやカラーリングに用いられる薬液は、髪を傷めるだけではなく、頭皮につくと炎症を起こし、その部分の髪の毛が抜けてしまうことがあります。
抜け毛が気になるうちは、パーマやカラーの頻度を控え、するときはなるべく美容院で、プロにやってもらいましょう。なるべく薬液が頭皮に付かないよう、きちんと保護をしてもらえますよ。
また、ワックスなどのスタイリング剤のつけすぎは、余分な油分が頭皮に付いてしまい、頭皮環境が悪くなる原因のひとつ。
スタイリング剤は、毛先中心につけるようにしましょう。
頭皮への刺激も、抜け毛の原因。
もし、いつも同じ分け目だったり、ポニーテールやお団子など、同じ部分の頭皮に負担のかかる髪型をしているなら、日々髪型に少し変化をつけることで、頭皮の負担を分散することができますよ。
まとめ
いかがでしたか、当てはまる習慣はあったでしょうか。
若い世代での薄毛は、本当に落ち込みますよね。でも、若いだけに、早めに対策することで治ることが多いのも事実なんです。
20代は、本来なら髪の成長が止まる年代ではありませんから、大切なのは、毎日の生活習慣の中に潜む原因をしっかり見つけ出すこと。
そして、気を付けておきたいのは、どの対策も効果が出るまでは、ある程度時間が必要ということです。
対策を取り入れたからといって、すぐに抜け毛や薄毛が改善するわけではありませんが、自分に合う方法を早めに取り入れ、前向きに改善していきましょう!
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