10代女性で、分け目のはげが気になる女性が増えてきています。
女性はもともと男性よりも薄毛になりにくいと言われていますし、10代はまだ髪の成長が止まる年代ではありません。
なのになぜ、薄毛に悩む10代女性が増えているのでしょうか?
女性の薄毛の原因はひとつではなく、遺伝や体質といった原因よりも、ホルモンバランスの変化や、生活習慣、ストレスなどの要因の影響が大きいと言われています。
そのうち、若い女性の薄毛に大きく影響するのは、生活習慣と頭皮への刺激。
少しでも早く治すためには、どちらも見直していく必要があるのですが、生活習慣の見直しはわかっても、頭皮への刺激は、具体的にあまりイメージがわかないのではないでしょうか。
今回は、頭皮への刺激のうち一番身近な、シャンプーについて詳しく見ていきましょう。
10代女性で分け目がはげる原因になる頭皮への刺激

頭皮への刺激で、主なものには次のようなものがあります。
- シャンプー
- パーマやカラー
- いつも同じ分け目
- 頭皮に強い力のかかる髪型
- 紫外線
シャンプーには、汚れを落とすために界面活性剤という成分が含まれています。
この界面活性剤の洗浄力が強すぎると、頭皮が乾燥し、かゆみやフケが増える原因になったり、ひどいときはかぶれや炎症を起こすことがあります。
パーマやカラーに使われる薬液は、頭皮と髪には大きなダメージですから、抜け毛や薄毛が気になるうちは、控えるのが基本です。
どうしても行うときは、少なくとも3か月以上間隔を空け、自宅ではなく美容院で、頭皮の保護をしてもらいながらすることが良いでしょう。
いつも同じ分け目だったり、ポニーテールのような頭皮に強く引っ張る力がかかる髪型は、同じ部分の頭皮に負担をかけることに。
分け目を毎日少しずつずらしたり、ダウンスタイルの日を作るなど、髪型のバリエーションを増やして、頭皮の負担を軽くしましょう。
紫外線は肌と同じように、頭皮と髪にとっても大きなダメージとなります。頭頂部は肌の2~3倍の紫外線を浴びているとのデータもあります。
アウトドアイベントはもちろん、通学や通勤などの短い時間でも、帽子や日傘、スプレータイプの日焼け止めで、頭皮と髪を保護することがおすすめです。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
分け目が薄い女性におすすめのシャンプー

シャンプーの刺激の原因は、汚れを落とすための界面活性剤ということがわかりましたが、かといって毎日シャンプーしないわけにはいきませんよね。
しかも、誰にでも合うシャンプーは存在しないので、自分に合うかどうかは実際に使ってみて判断するのが一番確実。
自分に合うシャンプーを確実に探せるよう、髪や頭皮に刺激の少ないシャンプーのポイントを見ていきましょう。
アミノ酸系シャンプーかどうか
薄毛のケアには、頭皮に刺激の少ないシャンプーを選ぶのが鉄則。
シャンプーに含まれる汚れを落とす成分、界面活性剤には種類があり、その中でも髪と頭皮に優しいとされているのが「アミノ酸系シャンプー」。
頭皮の油分や水分を奪いすぎず、頭皮のうるおいを守って洗い上げてくれるので、多くの薄毛用シャンプーはアミノ酸系シャンプーとなっています。
ボトルの成分に、「ラウロイル~」「アシルグルタミン酸~」などの表記がありますよ。
一方、市販のシャンプーの多くは、アミノ酸系シャンプーではありません。
界面活性剤には、他に高級アルコール系(ラウリル~、ラウレス硫酸~と表示)、石けん系がありますが、どちらも洗浄力が強く、頭皮の油分を取りすぎてダメージとなる可能性が大きいのでおすすめできません。
アミノ酸系シャンプーの欠点としては、市販のシャンプーよりも高価なところ。
しかし、薄毛を防ぐ目的で一定期間だけ使うとすれば、試す価値はあるのではないでしょうか。
育毛成分が配合されているかどうか
頭皮に優しいだけでなく、積極的に薄毛を改善する成分が入っているかどうかも注目ポイントです。
育毛成分の例としては、次のようなものがありますよ。
- センブリエキス:血行促進
- オタメニンジンエキス:女性ホルモンに似たはたらき
- オウゴネキス:DHTという脱毛の原因となるホルモンを抑える
これらの成分のしっかり効果を得るために、十分な栄養をとることと頭皮の血行を良くすることも同時に行いましょう。
シャンプーをするときに爪をたてず指の腹で洗うようにしたり、頭皮マッサージを組み合わせると効果的ですね。
気を付けたいのは、マッサージにするときは、やさしく行うこと。
実は、頭皮の暑さは頬よりも薄く、デリケートな部分。ゴシゴシするのではなく、ゆっくりソフトに、リラックスしながら行ってみてくださいね。
保湿力は高いか
肌と同じように、頭皮にも保湿は重要です。
セラミドやヒアルロン酸、各種天然成分などの、保湿線分を配合したシャンプーを選びましょう。
頭皮の乾燥は、かゆみやフケの増加につながり、あらゆるトラブルの原因になってしまいます。
アミノ酸系シャンプーでうるおいを残して洗い上げ、保湿成分でさらに頭皮のうるおいを守っていきましょう。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
まとめ

いかがでしたか。今お使いのシャンプーは頭皮の刺激になっていなかったでしょうか。
10代女性は、本来なら薄毛に悩む年代ではありませんし、薄毛が気になって授業に集中できなかったり、遊びに行く時も楽しめないようなら、とてももったいないこと。
普段使うシャンプーを見直すことで、薄毛が進むのを止められるなら、早いうちに変えておくと安心ですね。
生活習慣を改善し、根本的な対策をすると同時に、シャンプーなどの外的刺激の見直しを行うとより効果的ですよ。
できるところから改善し、できるだけ早く髪の悩みから解放されましょう!
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