髪の毛抜ける量が多くて悩んでいる10代女性は少なくありませんが、その原因のひとつとして考えられるのが、シャンプー。
シャンプーは毎日使うものですし、直接頭皮に触れるものですから、選び方はとても大切。
もし成分が合っていなかったり、使い方が間違っていると、頭皮の負担になり抜け毛が進んでしまう場合もあるのです。
しかし、頭皮や髪にいいシャンプーを選ぼうと思っても、種類がたくさんあって迷ってしまうのではないでしょうか。
シャンプーを選ぶときに大切なのは、その成分と使い方。
今回は10代女性の抜け毛対策になるシャンプーの選び方と使い方について、くわしく見ていきましょう。
髪の毛抜ける10代のシャンプーの選び方
成分を確認する
抜け毛対策には、まずシャンプーの成分を見直しましょう。
シャンプーには汚れを落とすため、油分と水分を混ざりやすくするため界面活性剤という成分が入っていますが、種類によっては洗浄力が強すぎて、頭皮に負担となってしまうことがあります。
シャンプーは界面活性剤の違いで、「アミノ酸系」「高級アルコール系」「石けん系」の系統に分けられます。
「高級アルコール系」や「石けん系」のシャンプーは、安価で洗浄力が高いのが特徴ですが、洗浄力が高すぎて、逆に頭皮が乾燥してしまったり、髪がギシギシになりやすいのが欠点。
市販の多くのシャンプーはこのどちらかの成分が含まれているので、知らないうちに頭皮にダメージを受けていることも多いもの。
もし、シャンプーの後にかゆみが残ったり、フケが減らない場合は、今お使いのシャンプーの成分が合っていない可能性がありますよ。
おすすめはアミノ酸シャンプー
抜け毛対策でおすすめなのは「アミノ酸系シャンプー」。
洗浄力は多少落ちますが、うるおいを残しつつ汚れはきちんと落とし、頭皮への刺激は最もマイルドなタイプとなります。
抜け毛や薄毛が気になる間は、アミノ酸シャンプーがおすすめ。
パッケージに注目し、「アミノ酸系シャンプー」と記載があるか、成分に「ラウロイル~」などの表示があるものがアミノ酸シャンプー。成分に注目して選んでいきましょう。
アミノ酸系シャンプーの欠点は、価格が高いこと。
アミノ酸系の界面活性剤のみのシャンプーは非常に高価になってしまいますから、アミノ酸系の成分を含み、洗浄成分のバランスが良いもので2000~3000円程度の製品を探すのが目安です。
逆にいうと、2000円以下の製品では良い洗浄成分を含まれている可能性は低いということ。
確かに普段より高くなってしまいますが、これで抜け毛が改善するならやってみる意味はあるのではないでしょうか。
抜け毛対策を始めてから効果が出始めるまでには平均3~6か月かかるといわれていますが、この間だけでも変更してみるのがおすすめです。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
髪の毛抜ける10代のシャンプーの使い方
10代で抜け毛に悩んでいるなら、シャンプーの使い方も見直してみましょう。
シャンプーをするときに、いきなり頭皮にシャンプー液を付けたり、ゴシゴシ爪を立てて洗ったりしていないでしょうか?
頭皮は頬よりも薄く、デリケートな皮膚。しかも濡れている状態では、とても傷つきやすくなっています。
正しい手順でシャンプーを使わないと、すぐに傷つき、かぶれや炎症の原因になってしまうのです。
健やかな髪を手に入れるためには、頭皮が清潔で血流が十分あり、うるおいがあって炎症やトラブルがないことが大切。
正しい方法でシャンプーを使うと、頭皮環境も改善することができるのです。シャンプーの正しい手順とは、次のとおり。
- ブラッシングでおおまかな汚れを落とす
- お湯で予備洗いをする
- シャンプーを泡立ててから頭皮にのせる
- 髪ではなく頭皮を洗う
- 指の腹を使い、爪を立てない
- しっかりすすぐ
- リンスやトリートメントは毛先を中心に付け、なるべく頭皮には付かないようにする
- タオルドライ後はすぐに乾かし、濡れた状態で放置しない
まず、シャンプー前の乾いた状態でブラッシングをし、ざっと汚れを落とし、髪のもつれを解いておきましょう。
続いてお湯での予備洗い。これはやらない人が多いのですが、実はこれだけで汚れの60%は落ちると言われていますから、ぜひ取り入れてみましょう。
頭皮は頬よりも薄くデリケート。洗顔するときに洗顔フォームを泡立ててから使うように、シャンプーを泡立ててから使うことも忘れずに。
ごしごし洗うと気持ちがいいのですが、傷つきやすい頭皮に刺激は厳禁です。
洗うときは、「髪」ではなく「頭皮」を洗うイメージで、指の腹でマッサージするように洗いましょう。
髪の汚れは、ワックスなどの整髪料をたくさん使っていない限り、お湯でほぼ落ちています。落としたいのは残っている頭皮の皮脂汚れですから、頭皮を中心に洗いましょう。
一方、トリートメントやリンスは、シャンプーとは逆で、毛先を中心とした髪につけ、頭皮にはなるべく付かないように注意しましょう。
トリートメントの油分が頭皮に残ると、せっかく洗い上げた毛穴をふさいでしまい、頭皮の刺激となってしまいますよ。
また、シャンプーもトリートメントも、しっかり洗い流すのを忘れずに。すすぎ残しは頭皮トラブルのもとです。
最後に、しっかりすすいで優しくタオルドライをしたら、自然乾燥ではなくただちにドライヤーで乾かしましょう。
ここで濡れたまま長い時間放置したり、濡れたまま眠ったりすることは、髪が傷むだけではなく、頭皮にもとても悪いこと。
雑菌がが増えてかゆみや炎症の原因になったり、冷えて血行が悪くなり、抜け毛を進めてしまう場合もありますから、必ずしっかり乾かしておきましょう。
乾かすときに最後に冷風を当てると、開いた髪のキューティクルが引き締まり、髪にツヤが出るのでおすすめですよ。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
まとめ
いかがでしたか。10代女性が髪の毛が抜けるときの、シャンプーの選び方と使い方についてまとめました。
シャンプーは汚れを落とすために必要ですし、毎日使うもの。せっかく使うなら、髪と頭皮にやさしいものを選び、抜け毛防止に役立てたいですよね。
10代で抜け毛が増えてくるととても心配になってしまいますが、ご紹介したように、少しのコツを知っていると頭皮へのダメージを防ぐことができます。
もともと10代は髪の成長が止まる時期ではないので、きちんと対策すれば早めの回復も期待できますよ。
あなたにぴったりのシャンプーを選んで髪と頭皮のダメージを防ぎ、髪の悩みから解放されましょう!
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