20代女性の薄毛が治るためにはシャンプーの選び方が重要、というと意外に思われるでしょうか。
シャンプーは髪の汚れが落ちればなんでも良いのでは?と思われる方も多いですが、シャンプーは毎日使い、頭皮に直接触れるもの。頭皮への影響を考えると、何を選ぶかがとても大切なのです。
化粧品は肌に合うものをしっかり選びますよね?シャンプーもそれと同様。
シャンプーは頭皮を清潔に保つために必要ですが、選び方や使い方を間違えると頭皮のダメージとなり、薄毛が進んでしまう可能性があるのです。
といってもシャンプーにはたくさんの種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
値段やパッケージで買う方は多いのですが、注目するべきはその成分。
今回は、20代女性の薄毛を治すためのシャンプーの選び方について、くわしく見ていきましょう。
20代女性の薄毛を引き起こすシャンプーとは
成分が合っていない
まず、成分が合っていないと頭皮のかゆみやかぶれの原因になりますし、ひどい場合は、炎症を起こしたり、乾燥を引き起こしてしまいます。
シャンプーには汚れを落とすため、油分と水分を混ざりやすくする界面活性剤という成分が入っていますが、界面活性剤の洗浄力が強すぎると、このような状態になりやすいです。
また、すすぎ残しも同様にかゆみや炎症の原因。
特に、リンスやトリートメント剤が頭皮に残ると、余分な油分が毛穴をふさぎ、髪の成長をじゃましてしまいます。
洗い流さないタイプのトリートメントを使う方は要注意。リンスやトリートメント剤は、毛先を中心につけ、頭皮にはつかないよう気を付けましょう。
もし、シャンプーの後にかゆみが残ったり、フケが減らない場合は、今お使いのシャンプーの成分が合っていない可能性がありますから、見直してみると良いですよ。
頭皮環境を悪化させる使い方をしている
女性の髪の毛がしっかりと成長するためには、頭皮に栄養と血流が十分あり、乾燥や炎症がないことが大切。
シャンプーの使い方が正しくないと、頭皮に負担がかかり、頭皮環境が悪化してしまいます。
頭皮はもともと頬よりも薄くデリケートな皮膚ですから、シャンプーのときに爪を立てたり、ゴシゴシ洗う摩擦などで、乾燥や炎症を起こしてしまいます。
正しい手順でシャンプーを使い、頭皮環境を理想の状態に保ちましょう。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
薄毛が治る20代女性のシャンプーの選び方
薄毛を治す目的なら、界面活性剤の成分に注目してみましょう。
汚れを落とす目的で配合されている界面活性剤ですが、種類によっては洗浄力が強すぎて、頭皮に負担となってしまうことがあります。
シャンプーは界面活性剤の違いで、「アミノ酸系」「高級アルコール系」「石けん系」の系統に分けられますが、髪と頭皮におすすめなのは「アミノ酸系シャンプー」。
アミノ酸シャンプーは洗浄力は多少落ちますが、うるおいを残しつつ汚れはきちんと落とし、頭皮への刺激は最もマイルドなタイプ。
はじめは洗浄力が弱く感じられるかもしれませんが、抜け毛や薄毛が気になるうちはおすすめです。
選ぶときには、パッケージに「アミノ酸系シャンプー」と記載があるか、成分に「ラウロイル~」などの表示があるものを選びましょう。
アミノ酸系シャンプーの欠点は、価格が高いこと。
アミノ酸系の界面活性剤のみだと、シャンプーが非常に高価になってしまうので、アミノ酸系の成分を含んだ2000~3000円程度の製品を探すのが目安です。
一方、市販のシャンプーの多くは「高級アルコール系」や「石けん系」。
これらは安価で洗浄力が高いのが特徴ですが、洗浄力が高すぎて、逆に頭皮が乾燥してしまったり、髪がギシギシになりやすいという欠点があります。
シャンプー後にかゆみが続いたり頭皮が乾燥するようなら、今お使いのシャンプーが合っていない可能性がありますから、見直してみてはいかがでしょうか。
参考:女性の薄毛対策シャンプー3選!頭皮ケアにおすすめのシャンプーとは?
薄毛が治る20代女性のシャンプーの使い方
20代女性の薄毛が治るためには、頭皮が清潔で血流が十分あり、うるおいがあって炎症やトラブルがないことが大切。
シャンプーの役割は頭皮を清潔に保つことですが、正しい方法で行うと、これらの頭皮環境も改善することができるのです。シャンプーの正しい手順とは、次のとおり。
- ブラッシングでおおまかな汚れを落とす
- お湯で予備洗いをする
- シャンプーを泡立ててから頭皮にのせる
- 髪ではなく頭皮を洗う
- 指の腹を使い、爪を立てない
- しっかりすすぐ
- リンスやトリートメントは毛先を中心に付け、なるべく頭皮には付かないようにする
- タオルドライ後はすぐに乾かし、濡れた状態で放置しない
まず、シャンプー前の乾いた状態でブラッシングをし、ざっと汚れを落とし、髪のもつれを解いておきましょう。
お湯での予備洗いはやらない人が多いですが、実はこれだけで汚れの60%は落ちると言われており、頭皮にも髪にもやさしいですから、ぜひ取り入れてみましょう。
摩擦で頭皮が傷つくのを防ぐため、シャンプーを泡立ててから使うことも忘れずに。
洗うときは、指の腹でマッサージするように洗いましょう。爪を立てたりごしごし洗うと気持ちがいいのですが、傷つきやすい頭皮に刺激は厳禁です。
シャンプーするときは、「髪」ではなく「頭皮」を洗うのもポイント。
髪の汚れは、ワックスなどの整髪料をたくさん使っていない限り、お湯でほぼ落ちています。落としたいのは残っている頭皮の皮脂汚れですから、頭皮を中心に洗いましょう。
また、シャンプーも、トリートメントは、しっかり洗い流すのを忘れずに。すすぎ残しは頭皮トラブルのもとです。
最後に、しっかりすすいで優しくタオルドライをしたら、自然乾燥ではなくただちにドライヤーで乾かしましょう。乾かすときに最後に冷風を当てると、開いた髪のキューティクルが引き締まり、髪にツヤが出るのでおすすめですよ。
ここで濡れたまま長い時間放置したり、濡れたまま眠ったりすることは、髪が傷むだけではなく頭皮にもとても悪いこと。
雑菌がが増えてかゆみや炎症の原因になったり、冷えて血行が悪くなり、抜け毛を進めてしまう場合もありますから、必ずドライヤーでしっかり乾かしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。20代女性の薄毛が治るシャンプーの選び方についてまとめました。
シャンプーは汚れを落とすために必要ですし、毎日使うもの。せっかく使うなら、髪と頭皮にやさしいものを選んできちんと使い、育毛ケアに役立てたいですよね。
ご紹介したように、少しのコツを知っていると、頭皮へのダメージは防ぐことができます。
あなたにぴったりのシャンプーを選び、髪の悩みから解放されましょう!
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