分け目やつむじが薄いことに悩む女性は少なくありませんが、どうしたらうまく隠すことができるのでしょうか。
分け目やつむじはどうしても目立つ部分ですし、自分でも気になってしまうもの。
また、育毛ケアを始めたとしても、髪が生えてくるまでにはある程度時間がかかり、その間も外出や人に会う機会は避けらないですよね。
こんなとき、気になる部分をさっと隠す方法を知っていると安心です。
髪型を変えることなく、手軽に隠すのに便利なのは、普段お使いのドライヤー。
ドライヤーでブローをするときに少し工夫すると、気になる分け目やつむじを目立ちにくくすることができますよ。
今回は、ブローでつむじをうまく隠すヘアセット方法を見ていきましょう。
薄い分け目やつむじを上手に隠すには ①シャンプー後のブロー
分け目やつむじ部分を上手に隠すには、ブローの方法が大切。シャンプー後の髪の乾かし方に注意して、全体的にボリューム感を出して気になる部分をカバーしましょう。
コツは、すべての髪の毛をトップ方向に向かって乾かすこと。乾かし方の手順は、次のとおりです。
- 前髪からトップまでかき上げるように乾かす
- 下を向いて、後ろの髪をトップに向かって乾かす
- 左右の髪もトップに向かってかき上げるように乾かす
この時に、ドライヤーの風は、髪の根元にしっかり当てましょう。
根元がしっかり立ち上がることで、髪全体とトップ部分にボリューム感が出て、つむじを目立たせなくすることができますよ。
薄い分け目やつむじを上手に隠すには ②お出かけ前のブロー
シャンプー後にしっかり分け目をカバーしたのに、朝起きたらぱっくりとつむじ割れができてしまっていた、という経験はないでしょうか。
そんなときも頼りになるのがドライヤー。ブローでリセットしましょう。
このときも乾かし方がポイント。まず、つむじ周りの髪を掴んで、その根元を霧吹きなどを使って湿らせます。
髪をクセが付いている逆側に倒して、ぬらしたつむじの根元を軽くこすりながら、クセを消すように乾かします。この時に、爪を立てたり、頭皮をこすり過ぎないように気を付けてくださいね。
いったん髪を濡らすので少し面倒に感じるかもしれませんが、この方法だとつむじ割れをリセットできますから、分け目もカバーできて髪全体がキレイにまとまりますよ。
3分程度で簡単にできますから、ぜひ試してみてくださいね。
薄い分け目やつむじを上手に隠すには ③自然乾燥しない
髪と頭皮にダメージを与えない意味では、ドライヤーよりも自然乾燥が良いのでは、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、自然乾燥は実は髪にも頭皮にも良くないことばかり。
自然乾燥では、まず、雑菌が増えやすくなり、頭皮に炎症が起こりやすくなり、髪が抜けやすくなる上に、頭皮の匂いの原因にもなってしまいます。
もともと湿疹や乾燥などの頭皮トラブルがある場合は特に、しっかり髪を乾かして抜け毛から髪を守りましょう。
また、髪が濡れた状態だと、頭皮がどんどん冷えて血行が悪くなり、毛根に栄養が届きにくくなってしまいます。
毛根が弱ると髪もしっかり成長できませんし、抜けるリスクも増えてしまいますよ。
さらに、髪の外部には髪全体を守るキューティクルという層がありますが、髪がぬれているとこのキューティクルの一部がめくれた状態。
この状態でブラッシングしたり眠ったりすると、摩擦で髪や毛根が傷み、髪が途中で切れてしまうこともあります。
髪が濡れた状態で眠ってしまうと、寝ぐせも付きやすいですよね。
髪と頭皮を守るため、また朝のぱっくり割れを防ぐためにも、シャンプー後の自然乾燥はせず、必ずドライヤーでしっかり乾かしておきましょう。
薄い分け目やつむじを上手に隠すには ④ドライヤーを正しく使う
ドライヤーは分け目やつむじをカバーするブローには必須ですが、一方でドライヤーを使いすぎることにも問題があります。
ドライヤーの熱を頭皮に与えすぎると、水分を奪い、頭皮が乾燥して、抜け毛につながることがあるのです。
ドライヤーを使うときは、以下のポイントに注意して、頭皮や髪へのダメージを減らし、抜け毛を防ぎましょう。
タオルドライしてから使う
余分な熱を頭皮に与えないため、まずは余分な水分をしっかり落としてからドライヤーを使うことが基本。しっかりタオルドライをしてからドライヤーを使いましょう。
タオルドライのときも、タオルでゴシゴシこすると摩擦で髪が傷んでしまいますから、吸水性の良いタオルを使い、両手で挟むようにしてタオルドライするのが良いですよ。
頭から離して使う
ドライヤー中は頭に手を添えて、熱くなりすぎていないか確認しましょう。
目安は、頭とドライヤーの間を20cmほど離すこと。横に手を添えることで、余分な熱をかけないよう注意できますね。
髪の量の多い部分から乾かす
髪のボリュームが一番多いのは後頭部。後頭部から乾かし始め、頭の丸みに沿って乾かしていくと、早く乾かすことができます。
この乾かし方だと髪の根元が立ち上がるので、全体的にふんわりするのも良いところですね。
最後は冷風を使う
ドライヤーを使う最後には必ず冷風を当てて髪を引き締めましょう。というのも、髪の表面を覆っているキューティクルは、熱をかけると開いてしまうから。
開いたままだと髪のうるおいが保護できず、髪が傷んでしまいます。
最後に冷風を当てることで、開いていたが閉じ、髪にツヤが出てダメージも防ぐことができますよ。
参考:前髪少ない女性に似合う髪型とは?前髪薄い女性に似合う髪型と前髪
まとめ
いかがでしたか。ドライヤーのブローで、分け目やつむじを隠す方法をご紹介しました。
試せそうな方法は見つかったでしょうか。
いくら分け目が気になっても、急に髪型を変えるのも難しいですし、育毛ケアだって効果が出るまでには少々時間がかかるもの。
今の髪型のまま、気になる部分を目立たせない方法を知っておくと、安心ですよね。
ご紹介したように、分け目やつむじは、少しの工夫で手軽に隠すことができますよ。
気になる部分を上手に隠しつつ着々と育毛ケアを進め、髪の悩みから解放されましょう!
もしこの記事を気に入っていただけたら、応援クリックをお願いします!
コメントを残す