女性の薄毛予防には何がいい?急に薄毛になった女性の原因はホルモン?

女性の薄毛予防には、何をすればいいのでしょうか?

最近は薄毛に悩む女性が増えてきていますが、急に薄毛になった場合、女性ホルモンが深く関わっている可能性が高いのです。

 

女性の薄毛の原因はひとつではありませんが、主な原因のひとつがホルモンバランスの乱れ

ホルモンとは体のさまざまな機能を調節してくれる物質で、たくさんの種類がありますが、そのうち女性の薄毛に関係しているのは「エストロゲン」とよばれる女性ホルモンです。

 

エストロゲンには髪の成長を促して抜け毛を防ぐはたらきがありますが、分泌のピークは30歳頃。

その後は次第に分泌量が低下していき、40代頃になると体にさまざまな変化があらわれるようになります。

 

40代で抜け毛に悩む女性がぐっと増えるのは、このホルモンバランスの変化が大きな原因です。

ホルモンは自分の意思で調節するものではないので、分泌量を自分でコントロールすることは難しいですが、ホルモンバランスを整えるための対策はいくつかあるのです。

 

今回は、女性の薄毛予防に大切な女性ホルモンを整える方法について、くわしく見ていきましょう。

 

女性の薄毛予防と女性ホルモン ①生活習慣を改善する

女性の薄毛予防にホルモンバランスを改善するなら、まずは規則正しい生活を送ることがとても重要。

特に、栄養不足、睡眠不足、血流不足は、ホルモンバランスを乱す大きな原因です。まずはこれらを改善していきましょう。

 

まず栄養ですが、食べ物が豊富な現代ですが、実は栄養不足の女性は少なくありません

外食やインスタント食品に偏った食事、食事制限を伴うダイエットなどをしていると、髪に必要な栄養が足りなくなることがあるのです。

 

髪に必要な栄養素とは、たんぱく質、ビタミン類、亜鉛ですから、これらを含む食べ物を、バランス良く取り入れていきましょう。

毎日たくさんの食材を取り入れるのが難しくても、インスタント食品の頻度を減らす、外食のときも栄養バランスを考えてメニューを選ぶなど、できるとこころからで大丈夫です。

 

1食でバランスがとれなくても、1日や1週間のうちにバランスが整うように注意してみましょう。

それでもどうしても不足する栄養素があるなら、サプリメント を利用するもの良いですね。

 

また、良質な睡眠も髪の健康には欠かせません。

午後10時から午前2時の間はゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが分泌されて髪が成長する貴重な時間帯。

 

良質な睡眠とは全体の睡眠時間も大切ですが、時間帯にも注意することが大切です。

毎日午後10時に眠るのは難しくても、睡眠時間の一部はこの時間帯にかかるよう工夫してみましょう。

 

血流不足の解消には、定期的な運動と、冷えの解消を心がけましょう。

定期的な運動といっても、ジムに行くなどの特別なことはしなくても大丈夫。

 

日々の暮らしの中で、エレベーターより階段、一駅分は歩くなど、少し筋肉を動かすことを意識してみましょう。

また、シャワーではなく湯舟につかる、定期的に運動する、冷たい飲み物は飲まないなど、冷えから体を守りましょう

 

女性の薄毛予防と女性ホルモン ②食事を改善する

女性の薄毛を予防し、健康な髪を育てるためには、十分な栄養が必要です。

特に髪の成長やホルモンバランスと関係が深い栄養素が、たんぱく質、ビタミン類、亜鉛

 

これらの栄養が不足すると、卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌量が減りますし、髪の原料そのものが不足して健やかな髪が育ちにくくなってしまいます。

 

また、女性ホルモンの原料はコレステロール。

ノンオイルはヘルシーな食事として人気がありますが、栄養面では適度な脂肪分も必要なのです。

 

美しさを求める気持ちからダイエットに取り組む女性は多いのですが、単品ダイエットや脂肪抜きなどの過度な食事制限を行ってしまうと、必要な栄養まで不足してしまいますよ。

日頃の食事では、肉、魚、卵、野菜、大豆製品、貝類など、多くの食材をバランス良くとることが大切です。

 

また、食べ物の成分の中には、体の中でエストロゲンと同じような働きをする成分があることが知られています。

有名なのは、大豆に含まれるイソフラボン

 

大豆製品は手に入れやすく、イソフラボンのサプリメントも市販されていますから、手軽に取り入れることができますね。

ただし、イソフラボンで注意しなくてはいけないのは、1日の上限量があること。

 

女性ホルモンと同様のはたらきをする分、多すぎてもホルモンバランスに悪影響があります

イソフラボンの適量は、1日あたり50mg、豆乳なら200mLくらいの量が適量です。

 

特にサプリメントは成分を凝縮していますから、とりすぎないよう用法用量は守っていきましょう。

イソフラボンのサプリメントと、大豆など本来イソフラボンを含む食品と一緒にとると、上限量を超えてしまう可能性が高いですから、食べ合わせにも注意が必要ですよ。

 

女性の薄毛予防と女性ホルモン ③ストレスをためない

女性の薄毛予防にホルモンバランスを改善するなら、ストレスをためないこともとても大切。

なぜなら、強いストレスや慢性的なストレスも、女性ホルモンバランスを乱す原因だから。

 

現代社会はストレス社会ですから、生活の中でストレスをゼロにすることは難しいですよね。

ストレスのこわいところは、気づかないうちに積み重なり、体にダメージが出るまで自分でも気づかないところ。

 

まだ大丈夫と思っていても、意識してこまめにストレス発散することが大切です。

ストレス解消法は、おしゃべりや買い物など、あなたの好きな方法なら何でも良いのですが、おすすめはストレッチやウォーキングなどの軽い運動

 

全身の血行も良くなりますし、精神的な落ち込みも和らいで、心身ともにすっきりできておすすめですよ。

 

女性の薄毛予防と女性ホルモン ④育毛剤を使う

女性の薄毛予防で、外からのケアも取り入れるなら、育毛剤もひとつの方法です。

女性ホルモンが低下すれば、髪を作り出す「毛母細胞」を活性化させる力が弱まります。

 

すると、新しく髪が生まれにくくなるのですが、育毛剤のうち「毛母細胞を活性化させる」との表示があるものは、このホルモンバランスの変化に対応した製品。

ですから、ホルモンバランスの乱れが原因で薄毛となってしまった場合は、効果が期待できますね。

 

「毛母細胞」を活性化させる成分名としては、「ニコチン酸アミド」、「アデノシン」などがあります。

育毛剤を選ぶときは、効果がほしい成分が含まれているか、配合量は十分か、などに気を付けて選んでいきましょう。

 

ホルモンの分泌量を自分で調節することは難しいので、このように育毛剤で外から毛母細胞を刺激するのも良い方法といえるでしょう。

 

参考:女性用育毛剤ランキング!効果があって続けやすい育毛剤はどれ?

 

まとめ

いかがでしたか。女性の薄毛予防に、ホルモンバランスを整える方法について、まとめていきました。

急に薄毛になったら、女性なら誰でも早く治したい、これ以上進まないよう予防したい、と思いますよね。

 

薄毛対策に、女性ホルモンのバランスを整えることは、とても意味があることです。

なぜなら、女性ホルモンは、女性の健康だけでなく、豊かな髪を守り育ててくれるものだから。

 

ホルモンバランスを整えるには、ストレスをためないことに加え、栄養バランスの取れた食事など、規則正しい生活を送ることが大切ですから、重点的に改善していきましょう。

 

たとえ今、ホルモンバランスが乱れていると感じていても、生活を見直していくことで徐々に整えていくことができますよ。

女性ホルモンを味方につけて、髪の悩みから解放されましょう!

 

 

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